成長の先にある世界の舞台へ ── 江原信太朗と長谷川比源3×3への挑戦

今年2月に発足したJBA 3×3スペシャライズドチーム「Team TOKYO 2026」。Bリーグで活躍する6名の選手が3×3のプロサーキットへ挑戦するという取り組みです。6月16日(火)に始まった合宿を経て、いよいよ6月20日(土)・21日(日)にシンガポールで開催される「FIBA 3×3 Lion City Challenger」へ出場する4人に熱い視線が集まっています。
ロスターメンバーのうちの2人、江原 信太朗(えはら・しんたろう)選手と長谷川 比源(はせがわ・ひげん)選手は、滋賀レイクスのチームメイト。合宿を終えたばかりの2人に、それぞれの想いを伺いました。

コミュニケーションを重ねて見えた、チームの形

合宿を終えて、どのような3日間でしたか。

江原:非常に充実した3日間でした。練習はもちろん、コート外でもコミュニケーションを取ることを意識していました。うまくいったことや課題を共有しながら「今日できなかったことは明日挑戦しよう」と話し合いを重ねてきました。合宿の練習試合でもその成果を出せたと思います。

長谷川:今回は前回の合宿とはメンバーも変わり、バラダランタホリ玲依選手(大東文化大学)も加わりました。練習後には映像を見ながら振り返る時間も多く、チーム内の解像度を高くすることができました。

私たちも前回合宿より3×3への理解が深まりましたし、中祖HCをはじめスタッフの方々が「3×3ではどんなプレーが必要なのか」を教えてくださったので、私たちはそれをコートで表現することに集中することができました。

3x3世界戦に初出場の長谷川選手

3x3に関して、江原選手は4年前のワールドカップに出場、、長谷川選手はこれまで数回公式戦には出場されていましたが、今回が初の世界戦ですね。改めて、スペシャライズドチームの合宿を通じ、3×3から得られたものを教えてください。

長谷川:初めて日本選手権に参加したのは高校生の時でした。その後大学入学まで時間があったので、その期間を活用して3×3に取り組んでいましたね。

私は他のビッグマンと比べてボールハンドリングやシュートが得意なタイプだったので、スキルアップのために挑戦していた部分が大きかったです。
ただ、レベルが上がるにつれてディフェンスのプレッシャーも大きくなりますし、より高いレベルでプレーをするためには、プレッシャーの中でボールを扱う技術やタフショットを決め切る力が必要だと今回の合宿で感じました。

長谷川 比源 選手

Lion City Challengerで発揮したいそれぞれの強み

Lion City Challengerで発揮したい強みを教えてください。

長谷川:強みである2ポイントシュートはもちろんですが、チームが苦しい場面で「1対1で打開してほしい」と期待されることも多いので、そこは自信を持ってプレーしたいと思っています。
今回の合宿では外国籍選手とのマッチアップも多く、フィニッシュの仕方やブロックされないための工夫など、多くのことを学ぶことができました。

世界レベルの相手に対し、自分の武器がどこまで通用するのか。実際にコートで試せることを楽しみにしています。

江原選手はいかがでしょうか。

江原:自身の強みはシュート力とフィジカルであると考えています。3×3ではガードの役割も求められるので、普段の5人制では経験しないプレーにも挑戦しています。そうした経験は選手としての成長につながっていると感じています。
また、小川選手をはじめレベルの高いガード陣と一緒にプレーすることで学ぶことも多くあります。そうしたものをしっかり吸収しながら、自分の強みをコートで発揮していきたいと思います。

江原 信太朗 選手

チームメイトだからこその信頼関係

お二人は、滋賀レイクスのチームメイトでもありますね。同じチームでプレーしていることはプラスになっていますか。

長谷川:非常に大きなプラスになっています。
江原選手はパスに長けており、そのパスのおかげで私も得点できています。普段から一緒にプレーしているので、お互いの特徴も理解していますし、連携したプレーを見せていきたいです。

江原:普段から一緒にプレーしているので、感覚的に分かる部分があります。お互い信頼してプレーできていますし、長谷川選手もパスを出せばしっかり決め切ってくれる。そうした安心感は非常に大きいです。

だからこそできる挑戦

── Bリーガーが3x3へ挑戦することについてどのように考えていますか。

江原:困難な面もありますが、新しい挑戦ができる楽しさや、自身のさらなる成長に対する期待感があります。
5人制ではチームの中での役割がありますが、3×3では自分でボールを運び、自分でアタックして得点しなければいけない場面が多くあります。
普段とは異なる環境でチャレンジできる機会はそうありませんから、その時間を大切にしながら、成長していきたいと思っています。

長谷川:自分を成長させるための時間だと考えています。
将来的に海外や5人制の日本代表を目指すなら、3×3で活きる技術は必ず必要になってくると思っています。まだ課題も多いですが、それも含めて楽しんでいます。毎日挑戦できる環境に大きなやりがいを感じています。


5人制で磨いてきたスキルを携えて、3x3の世界へ挑む江原選手と長谷川選手。
「3x3は、自分を成長させるための時間」という言葉が、とても印象的でした。前向きな2人の姿勢は、見ている側にも勇気を与えてくれます。
合宿を重ねるたびに深まるチームの連携と、それぞれの強みへの自信が言葉からにじみ出ていました。
「Team TOKYO 2026」の皆さんを、1RIMは応援しています。

■FIBA 3x3 Lion City Challenger
【開催地】
 シンガポール
【日程】
 6月20日(土)予選プール・21日(日)決勝トーナメント
【予選プール スケジュール】
 17:50 Tokyo vs Toronto
 21:30 Tokyo vs Bordeaux 

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