「ジャイアントキリングが起きる、それが3x3の魅力」野口さくら選手(新韓銀行|3x3女子日本代表)

3x3女子日本代表は、8月29日(土)・30日(日)に群馬県・高崎アリーナで開催される「FIBA 3x3ウィメンズシリーズ2026」高崎STOPに出場します。今シーズンから本格的に3x3に取り組んでいる野口さくら選手(新韓銀行)に、直前合宿中の一日、話を聞きました。

「成果が形として見えた」──花島加入で増したチームの一体感

今回の合宿での手応えについて教えてください。 

今回のメンバーはアジアカップで一緒に戦ったメンバーと同じということもあり、初めてのメンバーという感覚はなく、非常にすり合わせやすかったですし、コミュニケーションも取りやすかったです。

花島選手もU23日本代表からA代表に合流しましたが、これまで私たちが1か月間ウィメンズシリーズでやってきたことを花島選手へ伝え、花島選手もそれを一生懸命に遂行してくれていたと思います。今日のゲームでは、その成果が形として見せられた部分もあれば、できなかった部分もあったと感じました

「打つべき人に打たせる」──2ポイント攻略を再構築し、高崎で進化を見せる

東京から高崎までの課題というところは?

東京大会が終わって新たに何かが起きたというわけではなく、日本の3x3では2ポイントシュートの重要性が一番にあるので、それをより打つべき人に打たせるためにどうプレーを作るかを、もう一度全員で組み立てなおすというのが、今回の合宿で一番フォーカスしてやってきた部分です。

7年ぶりとなる日本開催について、高崎STOPへの思いを聞かせてください。

国際大会がこうして日本で開催されるのは多くないことだと思います。前回の東京大会でもたくさんの人に見に来ていただいて、3x3の良さが少しでも伝わったと思うので、今回の高崎STOPでも日本のチームがたくさん出場する中で、もっと3x3の良さを伝えられたらと思います。まずは予選を勝ち上がって決勝トーナメントに進みたいというのはあります。もちろん優勝を目指しますが、目の前の相手に集中して一つひとつ勝ち進んでいって、日本のバスケットをしていくなかで優勝したいと思います。

3x3が5人制を、5人制が3x3を磨く──初めての「二刀流」で気づいたこと

来シーズンの5人制と3x3との相互の影響について、経験を活かしたい部分はありますか。

3x3をやりながら5人制をやるのは自分自身初めての経験で、どんな感じになるのか不思議な部分もあり、少し心配していた部分もありました。合宿の中でも、3x3で学んだ視点から5人制を見ると、スクリーンの使い方などはすごく活きているなと思う部分がある一方、5人制はヘルプの選手がいて1対1で突破できるケースが少ないのですが、、そこは3x3をやっている中ではあまり感じない部分だったので切り替えには少し苦戦しました。

「状況判断が自分でできるようになった」──半年間の成長と3x3の本質的な魅力

今シーズンから本格的に3x3に取り組んで、最初と比べて成長を感じる部分はありますか。

自分が思っていた3x3は「1対1」でしたが、いざ1年間3x3をやってみると「3対3」という形があることに驚きました。この半年間で自分にできるのか不安でした。シーズン序盤は教えてもらって頭では理解はできても、実際に動くとできないことのほうが多く、難しさを感じる時もありました。チームメイトやコーチが教えてくださって、「3対3」でいかに効率よく点を取るかということを、この半年間で自分なりに身に着けることができたと思います。今では瞬時に自分で状況判断ができるようになってきたので、自分自身でも成長を感じています。

SNSでも「3x3の魅力をもっと知ってもらえますように」と発信されていました。野口選手が感じる3x3ならではの魅力を教えてください。

短いゲームの中で勝敗が決まり、最後までどのチームが勝つかわからないというのは3x3の魅力だと思っています。ジャイアントキリングを起こせる可能性が十分あり得るのが3x3の良さで、5人制だと40分もあるのでなかなかそういうことは起きません。そこが3x3をやっていて感じる一番の魅力なのかなと思います。

■FIBA 3×3ウィメンズシリーズ 2026 高崎STOP(日本)
【日程】8月29日(土)・30日(日)
【会場】高崎アリーナ
【予選プールB】日本、Neftchi SOCAR、高崎
【試合日スケジュール】
 8月29日(土)
 14:50 日本 vs Neftchi SOCAR
 17:00 日本 vs 高崎

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