
2026年2月12日(木)、東京・恵比寿ガーデンプレイスにて「FIBA 3x3 SHIBUYA CHALLENGER 2026」の開催記者会見が行われました。
ストリートカルチャーの発信地・渋谷区で、世界最高峰の3x3の大会が繰り広げられます。
開催は2026年4月18日(土)・19日(日)の2日間。
会場は恵比寿のランドマーク、恵比寿ガーデンプレイス センター広場です。
これまで栃木県・宇都宮市などが誘致してきた3x3の世界大会ですが、ついに東京の中心地のひとつ・渋谷で国際大会が開催されることになりました。
2028年に開催されるロサンゼルスオリンピック出場枠は12枠。男女共に日本代表はその出場枠をかけ、2026シーズンから世界と戦わなければなりません。12枠に入るために重要なのがフェデレーションランクであり、国内のプレイヤーがポイント数を上げることは必須です。本大会は、まさにオリンピック出場のカギを握る重要な大会と言えるでしょう。
会見には、(写真左より)3XS(トライクロス)事務局 スポーツディレクターの鄭 竜基(チョン・リョンギ)氏、サッポロ不動産開発株式会社 常務執行役員の富岡良之氏、長谷部健 渋谷区長、FIBA(国際バスケットボール連盟)より3x3 Head of Operationsのマクシミリアン・グラス氏、一般社団法人渋谷未来デザイン理事・事務局長の長田新子氏らが登壇しました。
長谷部区長は冒頭、「バスケットボールは、渋谷区内でも競技人口が最も多いスポーツのひとつです。渋谷区ではスポーツを広義に捉え、『する』スポーツとしての支援だけではなく『観る』スポーツも応援し、街の活性化につなげていきたい」と語りました。

今回の舞台となる恵比寿ガーデンプレイスを32年間運営しているサッポロ不動産開発の富岡氏は、「この恵比寿ガーデンプレイスは、『働く、遊ぶ、ひらめく』をテーマに掲げる複合施設として、長らく渋谷のまちづくりを支えてきました。スポーツイベントを実施したことは過去にもありましたが、試合・大会は今回が初めて。私たちにとっても挑戦なので、非常に楽しみにしています。」と話しています。


世界が注目する「コンパクトシティ・モデル」
FIBAのマクシミリアン・グラス氏も、渋谷開催のポテンシャルを高く評価しています。 「3x3はアーバンスポーツであり、渋谷のような密集した都市に非常にフィットします。ホテル、練習会場、試合会場がすべて徒歩10分圏内で完結するコンパクトさは、選手やスタッフにとっても理想的な環境です。」
囲み取材でグラス氏は、アジアにおける3x3市場の急成長についても触れました。「かつては参入しやすさから始まった3x3ですが、今はプロが活躍するビジネスエコシステムとして成熟しつつあります」と語り、日本がその重要なハブであることを強調しています。

また、一般社団法人 渋谷未来デザインの長田新子氏は、「『イベントを開催して終わり』ではなく、次世代に繋がる、地域に根付く取り組みとして、皆さんと一緒に創造していきたいと考えています。
近隣の学校を練習場にし、広場で試合をする。選手たちの食事は商店街の店舗を利用してもらうなど、イベントの周辺のところまでデザインをして、本大会がもたらす新たなコミュニティの形がどんなものになるか、私たちも非常に楽しみです。」と期待を寄せています。

「渋谷から世界へ」 3XS王者が挑むドリームステージ
本大会の主管を務める3XS事務局 スポーツディレクターの鄭 竜基(チョン・リョンギ)氏は、この大会が日本の選手にとって「世界への扉」になることを力強く語りました。
「リーグを運営する中で、私たちが選手たちに貢献できることは何かを考えたときに、『世界大会の誘致』という結論に至り、1年前から準備を進めてきました。本大会には、世界ランキング上位の強豪に加え、国内リーグ『3XS』の王者などを含めた計16~18チームが出場する予定です。特に日本のチームにとっては、ここを勝ち抜くことでさらに上の『ワールドツアー』への道が開ける、非常に重要な一戦となります」
鄭氏は、単なるイベントではなく、競技としての熱量を街全体に波及させたいと考えています。 「まだ3x3を知らない新しいファン層を獲得したいですね。バスケファンはもちろんですが、たまたま恵比寿に買い物に来た人や、通りかかった人々も巻き込んで、渋谷から新しいファンベースを作っていきたい。世界レベルのプレーを目の当たりにすれば、きっとその魅力は伝わるはずです」

LAオリンピックへ続く、ポイント獲得レースの幕開け
本大会は、2028年ロサンゼルスオリンピックを見据えた、重要なポイント獲得レースのスタート地点とも位置付けられています。
3x3 日本代表チームにとっても、自国開催のチャレンジャーは世界ポイントを積み上げる絶好の機会です。
日本勢が、世界の強豪相手に渋谷でどんなドラマを見せてくれるのでしょうか。
4月の恵比寿ガーデンプレイス。ショッピングや食事のついでに、ふらりと立ち寄ったその場所で、世界最高峰の熱狂を目撃することになるはずです。
【開催概要】 FIBA 3x3 SHIBUYA CHALLENGER 2026
- 日程:2026年4月18日(土)、19日(日)
- 会場:恵比寿ガーデンプレイス センター広場(東京都渋谷区恵比寿4-20)
- 主催:国際バスケットボール連盟(FIBA)
- 共催:渋谷区 / 一般社団法人渋谷未来デザイン
- 主管:3XS事務局
- 出場チーム:計16~18チーム(予定) ※世界ランキング上位チーム、3XS優勝チームなど
