3x3の大会|ハイレベルな戦いが見られる!世界大会

世界の主要大会について

世界大会の種類って?

©FIBA

「世界大会」と一言でいっても大きく分けると3つにカテゴライズされます。

ナショナルチームが出場する大会

各国で選出された代表選手チーム(=ナショナルチーム)が出場する大会です。オリンピックやワールドカップがこれにあたります。

クラブチームが出場する大会(FIBA承認)

ナショナルチームではない、クラブチームが出場する大会です。
その中でもFIBA(国際バスケットボール連盟/世界各国・地域のバスケットボールの競技団体を統轄する組織)が承認している大会がこのカテゴリです。
FIBA承認=国際競技ルールにそって開催されるためスポーツ競技「3x3」として正式に認められるのがこのカテゴリの大会。
日本だと「3x3.EXE PREMIER(以下「プレミア」)」などがこれにあたります。

クラブチームが出場する大会(FIBA非承認)

クラブチームが出場する大会のうち、FIBAが承認していない大会がこのカテゴリです。
FIBA非承認=独自の競技ルールで開催される3人制バスケットボールの大会となり、有名な大会だと「Red Bull Half Court(レッドブルハーフコート)」が当てはまります。
日本国内だけの大会でいくと「SOMECITY(サムシティ)」などもここにカテゴライズされます。

3x3の大会の仕組み

©FIBA

3x3の大会の仕組みを知るためにはFIBAが定める「FIBAポイント」について知る必要があります。
3x3の大会ごとにイベントレベルと付与されるポイントが定められています。

▼FIBAポイントについて
3x3は選手個人に直接ポイントが加算されていくのが最大の特徴であり、この個人ポイントが「FIBAポイント」というものです。
出場した試合のイベントレベルと選手の成績によってポイントが加算されていき、最終的に3つのランキングが構成されています。

大会によってはFIBAポイントの合計点数の制限があったりナショナルチームが世界大会に出場する際にはフェデレーションランキングが1つの判断基準となるなど、3x3プレイヤーが活動する上で非常に大切なポイントシステムとなっています。

▼大会のイベントレベルについて
大会の規模やレベルの高さに応じて11種のレベルが定められています。世界中どこの大会でも、3x3の国際基準に準じた大会は全ていずれかのレベルにあてはめられています。

世界大会に出場するのはどんな人?

©fiba.basketball

ナショナルチームの世界大会に出場するためには

まずはナショナルチームに選ばれる必要があります。
選出基準はその国のバスケットボール協会(日本だとJBA)が決めますが、その詳細は公開されていません。過去の日本のナショナルチームの選手を見ると、高い実績・個人のFIBAポイントが高いことが見受けられます。

ナショナルチームの世界大会出場条件として、フェデレーションランクが重要となるため、フェデレーションランクに貢献している=FIBAの個人ポイントが高い、ということがもしかするとひとつの基準なのかもしれません。

また、国によっては5人制の強豪選手から選抜していることもありますが、日本の3x3のナショナルメンバーには3x3を中心に活動している選手もいるので、3x3に特化した強い選手がいる、というのは日本の強みかもしれませんね!

クラブチームの世界大会に出場するためには

世界大会につながる国内大会での好成績を目指すことが第一関門!
日本からは三大大会であるプレミア・日本選手権・ジャパンツアー(EXTREME)で上位成績を残すことで世界大会へと駒を進めることができます。
特に日本選手権は三大大会の中では最も出場条件の少ない大会であり、18歳以上のプレイヤーであれば誰でも出場することが可能。
まずは日本選手権での勝ち上がりを目指すことが最初のハードルかもしれません。

もっと世界大会について知りたい!

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