——若手3x3プレイヤーが世界を目指す場所——FIBA 3x3ユース・ネーションズリーグ
この記事では、FIBA 3x3 ユース・ネーションズリーグについて紹介をします。
なんといっても最大の魅力は世界各地で、次世代スターである若手選手の情熱的な試合が見られること!
出場条件や、大会スケジュールについてお伝えしていきます。
Contents
大会について
FIBA 3x3 ユース・ネーションズリーグは、国際バスケットボール連盟(FIBA)が主催する若手選手を対象とした3人制バスケットボールの国別対抗戦です。主にU23(23歳以下)とU21(21歳以下)のカテゴリーで開催され、次世代のスター選手たちが世界レベルの経験を積むための重要な大会となっています。
指定された地域カンファレンス内で勝負をし、各地域の優勝チームがU23ワールドカップの出場権を獲得します。
大会の基本情報
- 開催期間: 各カンファレンスごとの大会:毎年5月下旬〜8月ごろ
FIBA 3x3 U23ワールドカップ:毎年9月ごろ - 開催地: 世界各国(ヨーロッパ、アジア、北米など)
※日本が参加するアジアカンファレンスでは中国が多い - 選手:該当にあたる年齢の選手の中で大学バスケ界を代表するトップ選手やBリーグ・Wリーグに所属している若手プロ選手のなかから選抜されます。
出場の仕組みと大会の流れ
どのように戦うのか
各カンファレンスでは、複数のチームが参加し、数日間にわたって複数の大会(「Stop」と呼ばれる)で戦います。例えば、アジアカンファレンスではSTOP1からSTOP6まで6回の大会が行われ、各大会ごとに順位が決まり、優勝回数の多いチームが本大会において優勝となります。
U21とU23と優勝したそれぞれの国が「FIBA 3x3 U23 ワールドカップ 2025」への出場権を獲得することができます。
U23ワールドカップ出場条件とは?
U23ワールドカップへの出場条件をいくつか取り上げます:
- FIBA 3x3 ユース・ネーションズリーグの優勝
- 開催国
- 3x3国別ランキングの上位
- 大陸バランス枠(出場数の少ない大陸の上位チーム)
だからこそ、安定して成績を残せるかどうかが重要。最後まで何が起こるかわからない、そんなドラマが毎年あります。
見どころ
観る前にチェックしたいのが、FIBAランキング、そして3x3のルール。若手選手ならではの見どころがたくさん:
- スピーディーな試合展開
- 選手の成長
- 積極性
- 一体感
ランキングを見ると、いま勢いのある注目選手がひと目で分かるうえ、ルールを知っておくと初心者でも観戦の楽しみ方が広がります!
2025年シーズンを振り返る
2025年のFIBA 3x3 ユース・ネーションズリーグは6月9日から6月15日の一週間にかけて中国で開催されました。
3x3男女U21日本代表は、U23ワールドカップへの出場権を目指し激戦を繰り広げました。
男子U21日本代表は、STOP2STOP4で優勝を飾る快進撃を見せましたが、総合順位では惜しくも2位となり、あと一歩のところで優勝を逃しました。
女子U21日本代表は、決勝進出に至らなかったものの、総合4位で大会を終えました。
男女ともに優勝とは惜しくも叶わず、3x3 U23ワールドカップ2025 の出場権獲得にはなりませんでしたが、世界を相手に多くの試合による経験とポイントを獲得しました。この経験は、選手たちの今後の成長につながるものになったはずです。
■FIBA 3×3 ユース・ネーションズリーグ 2025 -U21- 最終結果
【男子】
優 勝:ニュージーランド(優勝回数2・500点)
準優勝:日本(優勝回数2・455点)
第3位:モンゴル(440点)
第4位:中国(優勝回数1・395点)
第5位:シンガポール(345点)
第6位:インドネシア(295点)
【女子】
優 勝:中国(優勝回数5・580点)
準優勝:ニュージーランド(優勝回数1・490点)
第3位:モンゴル(400点)
第4位:日本(390点)
第5位:シンガポール(290点)
第6位:インドネシア(280点)
まとめ:まずは一試合、観てみよう
3x3は、1試合10分で完結するテンポの良さ、観客との近さ、そしてプレーのスピード感が魅力の競技です。
世界を舞台に戦う選手を観ていると、自然と「応援したい」「好きな選手が見つかった」と思える瞬間がきっとあるはず。
あなたも、まずは一試合、観てみませんか?